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[コメント] 秋津温泉(1962/日)

世の中がどんどん変わっていくのに忘れられない男と女の情。 林光のブラームス3番っぽいメランコリック弦楽はいい曲だが 使いすぎの感が。
マグダラの阿闍世王

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







思い出に生きる。ロマンの逢瀬。遊びやスケベ心の浮気じゃなくて、本気の愛はこっち。

死にたい→生きたい?ラスト立場逆転。

なんか雰囲気がいい。しっとり感。着物と温泉。浮かれない性格の影のある男女。

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焼け野原。「天勾銭をむなしうするなかれ」「神州不滅」の中、「日本は負ける」

終戦。宮城遥拝。かしらぁーっなか!

新子(岡田茉莉子)、横浜女学校。しかし、父亡くなって。

川本しゅうさく(長門裕之)、結核。進駐軍の特効薬。

♪泣くな小鳩よ

迷信〜たばこを吸えば結核うつらない

朝鮮特需。3年ぶり「どんな奥さん?」「木綿のような女」「私はどんな女?」

男の手を自分の頬に。5万円。「また秋津に来て、約束」

「10年たってしまったわ」翌日、津山へ桜。

あれから17年、あたしと死んで。カミソリ。ああーーっ叫ぶ。「なぜ死ななきゃならないんだ」不条理ラスト。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)けにろん[*] TOMIMORI[*]

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