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[コメント] HOUSE ハウス(1977/日)

大林監督の遺作が公開されるにあたり、デビュー作を採点しました。これはホラーといいながら、アイドル映画の側面もある。なにしろ百恵ちゃんの映画の併映だったんだから。(レビューはほとんど無駄話です)
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







当時、いろいろ少年誌で特集されてました。7人の女の子たちが「ハウスガールズ」として、取材されたり、水着のグラビアが掲載されたり、TVに出たり。映画も「漫画化」されたり(2本も)、結構な注目度。「初めての多人数アイドル?」なのかもしれない。「食べちゃいたい女の子7人」なんてキャッチコピーも。

特に印象に残ってた特集は、そもそも映画の見どころである「女の子が食べられるシーン」を一人1ページずつ使って、写真とともに解説してたこと。いや、まだ映画見てないんですが(汗)。「メロディーはピアノにかじられた」とか、「クンフーは電灯に飲み込まれた」とか見出しがついて、それぞれの場面を詳しく載せていた。ネタバレ120%です。

今初めて見たら、きっとアレだけど、当時小学生だった私には、結構トラウマだったりする映画。昔は「アイドル映画」って結構あって、よく見に行ったものだが、今のアイドルでこんなの作れないよ。オシャレ→白石麻衣、ファンタ→橋本環奈、クンフー→百田夏菜子、とか?絶対無理。

追記:私は知らなかったが、wiki情報によると、映画製作の前に、ラジオドラマが制作されたらしく、出演者が、映画でガリを演じた松原愛がマック役で出演してるほかが凄い。木之内みどり、松本ちえこ、林寛子、岡田奈々、三木聖子、それにクンフー役で秋野暢子が出演してる。70年代アイドルファンには延髄だったかも。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)けにろん[*] ぽんしゅう[*]

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