[コメント] フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996/米)
何を隠そうオレは破綻している物語が大好きだ(隠してないけど)。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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陸上で例えるならば、三段跳びでホップしてステップして前転みたいな。いや、トーントトーンと独特のリズムで助走しておきながら、踏切板で突っかかって転んでしまった幅跳びの選手ってあたりか(←以上、陸上ヴァカ風)。んー、あんま知らない競技で説明するのも難しいな。体操で例えるならば、ロンダードから、え?もういい?とにかく、自分が言いたい事はただ一つ。この映画は普通に考えれば充分すぎるほど壊れている。けど、ハンパなんだよなって事。
タランティーノらしい前半のノリから一転してロドリゲスらしいホラーもの(らしいのか?)に転換した瞬間は笑ったさ。けど、それは一瞬の笑いと驚きであって持続はしない。2ステップの映画では作り手に振り回される快感がちょっと薄いんだよね。最後には宇宙へ旅立ち人類を救うのだ!と言って、宇宙戦艦が地中から登場するぐらいのレベルの超絶飛躍物語にしないと、オレのような破綻ダイスキ人間には物足りないのだ。全くの予備知識無しで見たわけだが、「え?ダハハ!で?何ぃ!終わった…」というのが正直な感想。残念でした。
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