[コメント] 南極物語(1983/日)
真冬の南極での犬たちの苦闘とカットバックされる真夏の日本パートの挟み方が案外効いている。登場シーンは少ないが、夏目雅子と荻野目慶子も印象的。夏目だけでなく、高倉健も渡瀬恒彦も今や鬼籍に入ってしまったことを思うと、時の流れを感じざるを得ないが。
1983年の夏休み映画。当時日本中の小学生が観たと思うが、小5だった自分も御多分に洩れずまんまと乗せられたクチで、置き去りにされて以降の犬たちの運命は完全に創作であることなど、その時は考えもしなかったものだ。
それ以来38年ぶりで観てみたところ、以外に悪くないなという感想。何よりホンモノの雪と氷の世界を体感できる映像が圧巻で、ヴァンゲリスの主題曲をバックにタロとジロが氷塊を跳び渡りながら駆ける姿の大空撮など無条件に感服してしまう。
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