[コメント] 男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎(1981/日)
顔で笑って心で泣く寅の真骨頂
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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マドンナに振られてから再び会うパターンってそんなにないんじゃないかな。(まだ半分しか見てないから断定できないけど。)他はリリーぐらいしか思いつかない。 手紙が車屋に届いてそれっきりというパターンが多いような気がする。 あんなひどい落ち込み方をしたのに、わざわざ対馬まで相手の男を確認しに行くなんて、おいら驚いたよ。 寅がふみに「月日が経ちゃあ、どんどん忘れていくものだよ。」って言い聞かせたから「おいらだって忘れちゃったもんね!」と言わんばかりに身を持って実践してみせたと解釈できるが、こんなマゾみたいな行為はやせ我慢して熱い湯に浸かる江戸っ子みたいなもんで、これこそ顔で笑って心で泣く寅の真骨頂だね。
ふみの死んだ弟の恋人も落ち込んでいるように見えるが、実は寅たちをアパートまで連れてきてくれた弟の同僚と いい感じになっているのをおいらは見逃さなかった。(一ヶ月であれは少し早い気もするが。) ああいう微妙な演出はうまいな。
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