[コメント] 青春の蹉跌(1974/日)
あんなに哀しいおんぶは見たことがない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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あんなに哀しいおんぶは見たことがない。
これはもちろん萩原健一が檀ふみをおぶった時に得た感想。直前に延々と繰り広げられた桃井かおりとのさまざまなパターンのおんぶがオーバーラップされ、特筆すべき哀しさを背負ったおんぶになった。
桃井かおりの凄味を堪能。いつもなら独特のアクを残す萩原健一を軽く凌駕。
映画的には慎んで5点を献上するが、萩原健一がどう転んでも司法試験一発合格のエリートには見えず、退廃的な性行為に溺れていく青年にしか見えなかった。つまり、主人公の片側の面しか伝えられなかったという点が唯一残念だった。
「エンヤートット エンヤートット エンヤートットット まつしまぁ〜」「なぁ、百円」「エンヤートット エンヤートット」「百円でええからぁ、なあー」「エンヤートット」(以下、無限ループ)
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