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青春の蹉跌 (1974/)

[Drama]
製作田中収
監督神代辰巳
脚本長谷川和彦
原作石川達三
撮影姫田真佐久
美術育野重一
音楽井上堯之
出演萩原健一 / 桃井かおり / 檀ふみ / 河原崎建三 / 赤座美代子 / 荒木道子 / 高橋昌也 / 森本レオ
あらすじアメフト部のスター選手の賢一郎(萩原健一)は、かつて学生運動に身を投じたこともあったが今では法学部学生としてエリートの階段を着実に昇りつつあった。名家の令嬢(檀ふみ)との婚約も控え、社会的地位と財産をも手中にしていたが、家庭教師先で知り合った教え子(桃井かおり)と遊びの関係を持ったことから歯車が狂っていく。シラケきった社会、70年代という時代の閉塞感、賢一郎は繰り返し独り言のように呟く、「エンヤートット、エンヤートットー」。賢一郎にとって既に教え子は邪魔な存在にしか過ぎなかった・・・(東宝、85分、カラー) [more] (sawa:38)[投票(2)]
Comments
全31 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5男の野心、女の打算。その行方を見据える冷徹な姫田真佐久のカメラ。井上堯之の音楽も良い。神代辰巳、非ロマンポルノの前期の傑作。 [review] (ぽんしゅう)[投票(8)]
★5あんなに哀しいおんぶは見たことがない。 [review] (3WA.C)[投票(2)]
★4"What to do next?"と言われてもね。ショーケンも、カオリさんも、ふみさんも、レオ氏もみんな若い。それがまたなんとも言えない。 [review] ()[投票(7)]
★4他者を批判することすら疎ましい無常感に埋没する主人公がまぶしくもあり、バカにも見える。女を背負って雪の山道を登るシークエンスは殺人的に美しい。 (きいす)[投票(4)]
★4(時代という)激流に投げ込まれた(若者という)尖った石コロが押し合い圧し合い削り合いながら最期には(運命という)滝壷に飲み込まれゆく様を描いた『青春の蹉跌』という映画です、これは。 (町田)[投票(3)]
★4ドラマトゥルギーに興味ない監督・脚本・主演が揃って原作の枠組は融解し、残滓も形骸の誹りを免れない。しかし、どこまで本気か知れぬ浮ついた2人が雪山でじゃれ合い道行の体をなすあたり神代の真骨頂。雑木の洞に収まるかおりは地蔵菩薩のよう。 (けにろん)[投票(2)]
★4好きな映画です。ショーケンと桃井かおりのラブシーンに関しては、仲間同士の「照れ」めいた感じが漂って、あまりすきではありませんが。でも最後の「カプリコ」食ったみたいな軽い音はナントカならなかったものか? (worianne)[投票(1)]
★4ワタシ的には大友克洋の世界だった←しかも、ハイウェイスターの頃。70年代はこれだから好きさ。イカした題名にもソソられてしまいました。 [review] (半熟たまこ)[投票(1)]
★4神代辰巳版『砂丘』or『ラスト・タンゴ・イン・パリ』? [review] ()[投票(1)]
★4what to do next?の答えなどないのに、ない自分をあるように見せて、何もない自分を隠す。決めることは、自分を捨てて権力側につくこと、だが、それさえもまともにできない。ただ堕ちていく登場人物たちに、なぜか憧れを感じる。 (動物園のクマ)[投票(1)]
★4たまに「エンヤァトットー」と小さく歌いたくなる自分をヤバイと思う時があるが、これは「批評」じゃあないな。 (minoru)[投票(1)]
★4冒頭アバンタイトルは、船上?ローラースケートで椅子等を片付ける萩原健一。この場面、以降何度か挿入されるが、他のプロットに絡む説明はされないイメージショットだ。 [review] (ゑぎ)[投票]
★3とっても昭和。まだ、夜が明ける前の暗い時代。とっても人間臭い役者達。091123 [review] (しど)[投票(1)]
★3ロマンポルノだ! [review] (chokobo)[投票(1)]
★3「時代だなぁ」の一言で済ませてもいけない気がするが、「時代だなぁ」という感想しか出てこない。 [review] (ペペロンチーノ)[投票]
★3江藤は打算的とも、登美子は邪魔な存在とも思えず(むしろ魅力的) なんだか中途半端。壇ふみの水着姿は貴重。 (TOMIMORI)[投票]
★3コマーシャルの挿入が印象的。 (カンカン)[投票]
★2最後の音にゲンナリ。桃井かおりに引き込まれて、真剣に観てたのに、「え?ギャグ?」って感じ。 [review] (Shrewd Fellow)[投票(2)]
★2松島がいっぱい。 [review] (たかやまひろふみ)[投票(1)]
★2陽のあたる場所』なんかだと野心もまた情熱の一つと描かれるのだが。叙情的なシーンの唐突さに嫌気。 [review] (G31)[投票]
★1発情した牝を演じさせたら桃井かおりの右に出る者はない。しかし映画作りの最低限のマナーを忘れた神代辰巳に涙ながらに☆1。 [review] (sawa:38)[投票(1)]
Ratings
5点6人******
4点29人*****************************
3点19人*******************
2点9人*********
1点1人*
64人平均 ★3.5(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
極私的愛好台詞選 (たかやまひろふみ)[投票(12)]邦人作家ミステリー作品! (TOBBY)[投票(9)]
つぶやき続けた男・神代辰巳の仕事 (ぽんしゅう)[投票(7)]ギター弾きの仕事 追悼、井上堯之 (ぽんしゅう)[投票(6)]
非告白的女優論;クロスオーバー70’ (けにろん)[投票(6)]沈黙する男・長谷川和彦の仕事 (ぽんしゅう)[投票(4)]
愛してしまってスみマセン (ALPACA)[投票(4)]―モラトリアム人間は汽車に乗り込む― (町田)[投票(2)]
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