[コメント] ガントレット(1977/米)
不死身のバスも悪くはないが、イーストウッドに求めちゃうのはオープニングのけだるいクールさなのよ。
イーストウッドには「ごーあへっ」のハリー・キャラハンが刷り込まれちゃってるので、どうしてもあのクールさを求めてしまう。オープニングのトランペットと空撮で「またきたーっ!」って喜んだんだけど、その後だんだんと違った感触の劇画調に。
同僚まで口封じにやられた落とし前の付け方は、タイマン対決そしてやはり寒々しい空撮で締めて欲しいという甘い願いもむなしく、文字通り「一人歩き」してしまった感のある「お化けバス」に持っていかれた。
当時、「コミッショナー」という言葉の響きがとても新鮮でした。
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