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[コメント] 鉄道員〈ぽっぽや〉(1999/日)

意外と日本映画にしては映像を計算してます。また、子供が、父親が、妻が、家族が、それぞれの人を見ている心が愛しい。もうそんなの、現代ではなくなってそうだよね。でもやはり奥底ではあるんです。みんな表現しないけど。加点。
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**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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基本ストーリーの、愛娘、妻の死に目に立ち会えなかったのは、男の仕事を全うするためなんていうのは、嘘です。

あれは、ただ逃げてただけ。自信のないことには立ち向かえない卑怯者なわけです。妻はそれを一等よく知っているから、本質的にはまっとうに愛してない。 娘は赤ん坊時分に亡くなっているわけだから、ああいう形で自分の思いで出現した。

だから、皆さん仰るように、ダメ男からの甘い人生の走馬灯なんですが、その気持ちも一方的でないと想いたい。それらを踏まえて加点。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)寒山拾得[*] 町田[*]

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