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[コメント] カサブランカ(1942/米)

ふられた男が、
シーチキン

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







昔の彼女にバッタリ出会って、ヨリをもどそうとするけど、やっぱり女は今の男についていく、そんな話なんだけどなあ...

数々の名セリフと、カッコつけまくりのハンフリー・ボガートが、やはりびしっと決まってる。

名シーンも多いけど、私は酒場でナチ軍人が軍歌を歌っているところへ、ラズロがずかずかっと入っていて、おもむろに楽団に、「ラ・マルセイエーズ」と声をかけ、それが酒場中で合唱されるシーンが一番好きです。

このシーンがあるから、イングリッド・バーグマンの選択にもうなずいてしまう。それに、ラストのハンフリー・ボガートも、やっぱりカッコよく見える。

男らしさ、というのがもしあるとしたら、それはどういう生き方をしているのか、ということと、切り離されたところには存在しないと思う。ぱっと見、強そうなものに対しても、敢然と胸をはる姿が、一番かっこいい。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (4 人)たいへい[*] makoto7774 けにろん[*] KADAGIO[*]

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