[コメント] カサブランカ(1942/米)
ふられた男が、
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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昔の彼女にバッタリ出会って、ヨリをもどそうとするけど、やっぱり女は今の男についていく、そんな話なんだけどなあ...
数々の名セリフと、カッコつけまくりのハンフリー・ボガートが、やはりびしっと決まってる。
名シーンも多いけど、私は酒場でナチ軍人が軍歌を歌っているところへ、ラズロがずかずかっと入っていて、おもむろに楽団に、「ラ・マルセイエーズ」と声をかけ、それが酒場中で合唱されるシーンが一番好きです。
このシーンがあるから、イングリッド・バーグマンの選択にもうなずいてしまう。それに、ラストのハンフリー・ボガートも、やっぱりカッコよく見える。
男らしさ、というのがもしあるとしたら、それはどういう生き方をしているのか、ということと、切り離されたところには存在しないと思う。ぱっと見、強そうなものに対しても、敢然と胸をはる姿が、一番かっこいい。
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