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[コメント] 八月のクリスマス(1998/韓国)

彼は明るくてやさしい男性。しかし彼女がひかれたのはその部分ではなく、彼女もまだそれに気づいていない。すべてはあの写真を見た後で。
熱いぜドモン

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







彼(ハン・ソッキュ)は自分の人生が残り少ないとわかっていた。自分にできることは、写真屋を通して人と接し、明るくやさしくふるまうこと。相手に対して自分の意見を押し通す必要もない。意見を押し通すのは酒を飲んだ時ぐらい。

彼女(シム・ウナ)はやさしさがほしかった。それも全てのことにうなずいて聞いてくれるやさしさ。いいえ、本当は聞いてくれるだけでいい。彼はどんな時も笑って話を聞いてくれた。そこにひかれる。

最後のシーン。彼の写真屋には彼女の写真がかざってあった。写真の彼女は笑っている。彼女(シム・ウナ)は自分の写真を見て笑た。恋から思い出へ。彼から教わった事。それは好きな人の前では笑顔で話を聞いてあげること。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)TOMIMORI[*] ことは[*] sawa:38[*]

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