[コメント] 勝手にしやがれ(1959/仏)
フランス人の1秒は5分。ならば私もトイレは1秒です。
ハリウッド映画のヒーロー=ハンフリー・ボガートのポスターを自分に照らし合わせて、憧憬と絶望の入り交じった表情で見つめるミシェル(ベルモント)。その1点を観てもヌーヴェル・ヴァーグは、当時煌びやかなアメリカ映画への挑戦状と見て取れる・・・のかな?(ちょっと自信がない)
フィルムの繋ぎ目や、ミシェル(ベルモント)のマッチの投げ捨て(カーペット燃えないかぁ?とマナーにうるさい事で有名な私は気になっていた)に見られるような、がさつな生活感こそヌーヴェル・ヴァーグ。それまでのフランス映画独特の良質な伝統との決別と言える・・・のかな?(ちょっと自信がない)
それにしても、ジーン・ゼバーグのお尻を撫でまわすベルモントは劇内セクハラと言えよう。許せん!許せんが、これを含めて全編に漂う空気(ヤニ臭さ)が理屈抜きで好きだ!
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