[コメント] オースティン・パワーズ:デラックス(1999/米)
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個人的には多少クドい場面に今風に言えばウザイ60年代風に言えば安保反対!となったが大笑いして凄くウケた。日本で興行的に伸びなかった理由は恐らく名作という金融会社から限度額一杯…いや、それ以上の借り入れがあったからだと言える。ただでさえ不況であえぐ日本で会社存亡の危機+αパチンコで負けりゃ近くの無人君や無人機、お自動さん、真夜中の女性ダンサー集団、黄色い看板、闇金のトゴ(十日で五割)や酷いところでは一日一割etc.を自転車でまわって途中事故に遭って首が回らなくなって大変なのに、そんなに作中で名作から限度額以上の金(ネタ)をバンバン色々な名義で借りていたら、そりゃイイ感じしないよ。
これはマーケティングのミスとも言えるが、本当の原因を荒稼ぎ野郎みのもんたの才能を余す所無く発揮している真骨頂コーナー「おもいっきり生電話」を長年研究しているマサチューセッツ工科(MIT)大学の日本通な教授ならきっとこう答えてくれるだろう↓
「一つ目からホーンとにナニも変わり映えしないしディックりする程でもなかったのと、それに応じてウッド(本当はウッディ)くるものがなかったのしナニかにつけてスラングだったので「えっ、それナニー?」な仕草が多くてナニげな場面で笑えなかったのも大きいけど、一連の文化に対して日本人にはナニかが足りなかった、つまりナニか目に見えない英語文化という壁が立ちはだかりお金を生み出さなかった代わりにナニも笑えなかった人間をドピュっと量産しただけだったのかもしれない」byナニ・チョットスキー
2002/7/7
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