この映画の見どころは「若いふっくらした浅野ゆう子」と「戦艦轟天」です。それしか見どころはありません。あとは笑うしかないでしょう。

けどこのふたつの見どころをいろんな意味を持たして考えると面白いです。

言葉だけで想像してみます。

「若いふっくらした色っぽい浅野ゆう子」

「戦艦轟天の先端のドリル」

なんか、言葉が色っぽくなってきた。

「大きいドリルと色っぽい浅野ゆう子」

やばいですね。

浅野ゆう子の演じる娘は彼氏が死んでも悲鳴をあげるだけで何も感情に表さない、かえって心配した船長の父親を見て微笑んでいる。ラスト、ドリルに乗り込んだのは父親の船長。浅野ゆう子は泣叫ぶ。

ドリル＝父親、感情をあらわす＝娘

父と娘の少し恋愛に似た愛だったのか。父親は神妙な顔をしながら・・ 最後は○○してしまった。

これは言葉からだけの想像です。このようにして楽しむことができます。

少しだけ色っぽい映画です。それは「浅野ゆう子」と「ドリル」がそうさせました。