[コメント] 月光の囁き(1999/日)
あえて、「ちょっとだけ変態チックなよくある恋愛の風景」として描いたところが○。
サドマゾ的快楽への目覚めをあえてはっきりと提示せず、ひとつの青春映画として昇華したのが逆に良かった。丘の上に二人座りたたずむ美しいロングショットに続く、ラストのスタッフロールで流れる主題歌(スピッツ「運命の人」)に不覚にも鳥肌が立った。光量の多さゆえの、涼とした夏「らしさ」が青春劇の瑞々しさを引き立てている。
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