[コメント] 僕の村は戦場だった(1962/露)
美しいけど、すごく残酷なんだね。あとからじわじわきます。
やっぱり水のイメージがあふれてた。戦争映画でも美しかった。
幻想シーンも素晴らしくて、海岸と馬とリンゴ、絵画みたい。
音楽の使い方だけまだふつうだった。でも全然眠くならなかった。昔「ノスタルジア」見てあまりの長回しに爆睡したっけ。
大人に交じっても物怖じせずに斥候までやってのける少年が、夢の中では子供らしく母親を慕っているのがせつない。ラストも陽光のきらめきが胸を打った。でもなんだかリアルさが無いんだよね。もしかしてあの少年は実在していなかったんじゃないか、そんなふうにも思える白昼夢的な幻想テイストが良かったです。
正直、スゲエって思ったの白い樹(白樺?)の林の中を移動するカメラだったんだけど。得体の知れない主観なのか?って思うとゾクゾクした。
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