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[コメント] 空の大怪獣 ラドン(1956/日)

メガヌロンは強烈だった。『空の大怪獣 ラドン』を観る以上、ラドンという空飛ぶ怪獣が出てくるのは誰でも知ってるけど、この映画はメガヌロンには心の準備をさせない。映画の見せ方がホントうまいよなあ。
ペンクロフ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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1956年に語られる地球温暖化。炭鉱という自然破壊の場に現れ、山を穿つ人間に死をもたらすメガヌロン、それを捕食するラドン。そのラドンは阿蘇の火口に消えてゆく。すべては無力な人類の手に負えない大自然に回収されてゆく。この無常感、欧米ではこういう映画はなかなか作られまいなと思う。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)水那岐[*] 新町 華終[*] いくけん[*]

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