[コメント] ファニーとアレクサンデル(1982/独=仏=スウェーデン)
並の集大成ではない。遥か処女脚本『もだえ』に遡上しリライトされた聖職者への嫌悪を明示し決別し、自己を否定し解放する。で、およそらしからぬ豊饒が現出した。その決意こそがもたらした圧倒的映像力。ニクヴィストもカラーでは最もエッジが効いてる。
(けにろん)
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