[コメント] ミツバチのささやき(1972/スペイン)
いい映画だと思わなきゃいけないような強迫観念に押されて、よく分からなかった。意味を思いっきり取り違えてしまった。 と、ここまでが以前見たときの正直な感想ですが、
今日改めて、この映画を生涯の一本に挙げられ、慈しむように何度も鑑賞されているという方々のコメントをゆっくり読ませていただき、消化しきれないまま放っておいてしまった自分を極度に反省しています。これまで、映画は出会い、という勝手な思い込みから、出会いの完璧でなかった作品のことは2度と思い出さないというもったいない人生を送ってきたのだなぁ、と。
この作品の場合、周りのみんながいい映画だいい映画だと言い過ぎる、というのが出会いの良くなかった理由なのですが、こちらに掲載されている皆さんのコメントを熟読するにつけ、そのような逆説的かつ自己中な理由で捨て置くようなレベルの作品ではないということを痛感しました。映画は出会い、も言えているとは今でも信じていますが、こんな風にある作品を大切にしている方たちのご意見を参考にもう一度出会い、少しでも共有させていただく、というのもありですよね。
ということで、まだ心の準備ができていないのでもう少し先になるかと思いますが、ぜひ『フランケンシュタイン』を見直した後にもう一度トライしてみたいと思います。それまで採点の方は初見の時の点数のままにしておきますが、再採点を自分に約束します。
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