★5 | 風化させてはならない歴史がここにも。1972年5月15日、沖縄返還を小学校の朝の朝礼でぼんやりと聞きつぶやいた「沖縄ってドコ?」。それから30年余り経った今でさえ、沖縄=観光としてしか認識をもてない内地の人間たち。戦争時、お前たちは日本人だと本土決戦前の矢面に立たされたあげく、本土から棄てられた彼らの慟哭。君たちの声はしっかりと聞いた。 (tkcrows) | [投票] |
★3 | オキナワの哀しみ。つらさ。しみわたりそうだ。希望途絶えて、オキナワの海に散骨される若者よ。同じ日本でパスポートが必要だと。内国にいた我々も彼らにとってはアメリカと一緒。いいドラマですが、映画的に映像が暗すぎ、カメラワークも平凡。俳優はいい。 (セント) | [投票] |
★4 | 戦後生まれの琉球少年は、強大なアメリカの力にふたをされた日々を生き、みなパスポートを手に一度は最も近い自由の地・本土を目指す。そこで彼らは自分が、日本人ではない日本人だと知る。国家の狭間で奪い取られるアイデンティティがここにもある。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | 戦後の少年を描いた作品ということで共通する『瀬戸内少年野球団』よりもリアルでユーモアに溢れている作品だと思った。 (guriguri) | [投票] |
★4 | 原作が大好きで相当期待して観た。空気感はよく出ていたと感じた。 (ボイス母) | [投票] |