[コメント] 氾濫(1959/日)
かなり意地の悪いブラックユーモア劇。登場人物はエゴイスト揃いで、唯一真人間に見える佐分利信すらその例外ではない。怪物的に肥大した戦後日本を色眼鏡で眺めた全くリアリティのないこの物語は、映画としては最後まで飽きさせない本質から言える娯楽シネマの実弾。
(水那岐)
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