[コメント] ロミオ・マスト・ダイ(2000/米)
監督のバートコゥアクは「必殺!仕置人」のファンだったに違いない。
確か『マトリクス』の進化。と言ううたい文句で公開された作品のはずだが、実際はむしろこっちの方がオリジナルっぽい。ハリウッド製の香港型ワイヤー・アクション作品。ストーリーはハリウッドそのまんまだけど、主人公を中国系にしたため、目先が変わっていてなかなか楽しめる。特にリーが「女は殴れない」と言いつつ、アリーヤの手とか足とかを使ってタコ殴りにするとか、常識がややずれている所が上手くできていた。アクションシーンは思ったより控え目だったが、それでもメリハリはちゃんとあったし、ワイヤーを用いた空中での活劇は結構見ていて楽しい。その辺はさすがに撮影畑で培った監督らしい。
それにしてもレントゲンとはなかなか楽しい仕掛けを。念仏の鉄か!
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