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[コメント] ドラえもん のび太と鉄人兵団(1986/日)

「ひどいわ、私にことわりなく!」の台詞に「お前は何様なんだよ、しずか…。」と憤りつつも、その後の彼女の行動には涙腺ゆるみまくり。あいかわらず(映画版限定な)男っぷりを見せるジャイアンもカッコイイし、スネオ分身ロボの道化っぷりもおちゃめ。
tredair

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







リルルのさりげないエロスやセンチメンタリズムも、映画によい色をそえている。

彼女は友情に対する犠牲愛の体現者というよりも、個人的には殉教者のイメージだ。

幹部たちに鏡面世界の秘密を話さなかったことで「リリルはもう僕らの仲間だ!」と単純に喜ぶのび太。

それに対して「信用しないで。奴隷狩りは悪いことだと思うけど、でも、祖国メカトピアを裏切ることはできない。どうすればいいのか、自分でも自分の心がわからないの。お願い、私をどこかへ閉じこめて。」と話すリルル。

その場面が印象深かったこともあり、彼女の中では、生まれて初めてふれた友情という(未知の)概念よりも、もとから強く影響を受けていた宗教心の方が勝っていたような気がしてならない。

彼女の頭はドリルで改造されたわけではないし、「ともだち」という単語さえ、彼女は知らなかったのだから。

消えてゆくときも、リルルがするのは天使の話だしね。(しずかちゃんは友情の話をしてたけど。)

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)DSCH[*] たかやまひろふみ

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