[コメント] ジャッカルの日(1973/米)
20年以上前に1度観ただけ。なのに忘れられないシーンがいくつかある。そして気付けば自分の中の「職人はかくあるべき」みたいなイメージを形成していた作品。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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西瓜・スイカ・すいか。画面手前右に木にぶら下げられたスイカ。左側奥にジャッカル。
杖の形をした改造銃を組み立てて試射。確か1回外すんですよね。それでまたサイトを微調整してシュート。画面前で弾け飛ぶスイカ。全てが淡々とした流れの中、その流れを作っている、まさに冷たい司令塔のジャッカル。
そしてラスト。部屋の中の息詰まる緊張感と対照的な意外なほどのあっけなさ。
今考えてもよく退屈しないで見てたなぁと感心してしまうのだが、それだけの「何か」がきっと作品の中にあったんだろう。年を取った今近いうちに再度観てその「何か」を探してみようと思う。
意外と「退屈だ!」とか言って早送りしちゃったりして。
その時はやっぱり「ハリウッド恐るべし」と言うことで。
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