[コメント] ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000/英=独=米=オランダ=デンマーク)
リトマス試験映画。
感動も、嫌悪感もなかった。何が起きてもあんまり心を動かされなかった珍しい作品。解体された昆虫の内部を見せられているように、「ほほー、ふんふん、なるほど」と言ったカンジ。
でも 観る側の生来持っている「やさしい心」とか、「情愛」とか、「想像力」とかで [ 補完 ] されると、その人には何かが伝わるんじゃないのかな。昆虫の生きるための精巧な仕組みを「なんて美しく立派なんだ」と感じる人もいれば、「いやんバラバラにしてひどい」と思う人も居るみたいに。そのどちらも、元は生き物への「やさしさ」から来る「プラスの感情」ですよね。
普通は、作品そのものが酸性やアルカリ性だったりする所を、この映画はあくまでも「リトマス試験紙」で(しかも確信犯的に。)、観客の方に、アルカリ性や酸性の反応が出る感じかな。で、私は中性(一番人としてどうか・・・(笑))。採点のかなりの分散具合を見ると、そういう印象を抱かずにはいられません。
参考コメント は津美様 http://cinema.media.iis.u-tokyo.ac.jp/comment.cgi?u=2697&mid=7943 自分のコメントを書くに当たって、参考にさせていただきました!ありがとうございます。(もちろん、私のコメントのいたらなさは、私個人によるものです。)
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