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[コメント] ラスト・アクション・ヒーロー(1993/米)

ミヒャエル・エンデの「ネバーエンディング・ストーリー」に対するハリウッド的回答か?。発想は悪くないのに脚本が粗い。遊び心も、もう少し上手に絡めて欲しかった。映像も後半は暗いし、子役が大人の描く子供像で生意気で、共鳴出来ないのが致命的。
TOBBY

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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多くのヒーローを演じてきたシュワルツェネッガーの漫画的な部分に着目し、ストーリーを思いついた点は評価したいが、まず映画の内側と外側の差が、見た感じで解りづらいのが難点。もっとコスチュームやロケーションを映画の中は漫画的だったり統一された雰囲気にしても良かった。

演技力に関してはシュワルツェネッガーはタイトルロールのヒーローなので存在感だけ発揮していれば良いのだが、最近、雪山で骨折した際の整形モロばれの不自然な表情の写真を見たばかりだったので、まだまだ若かったな〜と感慨深く見守ってしまった。

前述したが子役のオブライエンは子供らしい素直な演技をしておらず、子役特有のこましゃくれた雰囲気が鼻につき、本来、観客が同化する役柄であるのに、共鳴を拒む。この辺に監督のキャスティングなり演出力の無さを感じて残念。

シュワの娘役を演じたブリジット・ウィルソンは僅かな出番ながら、元気に弾けて好演し、スクリーンに活気と精彩を放ち大健闘。悪役陣では義眼にヒゲ面にスーツというダンスが人形状態のシュワを好サポート。

全体としてはファンタジックな導入から、スピーディーに展開し、ビルから、ぶら下がるシュワルツェネッガーとクレーンを操縦するオブライエンのシーンくらいまでは何とか見守れる。しかし、その後の現実の世界へ移動してのドタバタが脚本もグラつき辻褄合わせに奔走し出し、映像も暗すぎる。さらにシュワルツェネッガーに映画の人物である葛藤なんぞを、とって付けた様に語らせ物語を鈍らせている。何も考えずに偶然、TVを付けたら放送していた!とかなら許されるが、劇場に出向いたりレンタルする程の作品とはとても呼べない。

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)ナム太郎[*] ゑぎ[*]

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