[コメント] ギター弾きの恋(1999/米)
音楽と言う名の、自己防衛と虚勢。確かに天才ではあるのだろう。しかし、エメットにはそれさえ重荷なのだろう。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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音楽でなければ自分と言う人間を支えきれないエメット。
そんなエメットは時に派手に、時に人に冷たい。 それは人に嫌われたくない、人に好かれたい、人に嫌われるくらいなら自分から嫌ってしまおうと言う弱い心の裏返しだと個人的には推測。
そして、人に気に入られたいと願いながら全身で人を拒絶するその手から繰り広げられるギターの旋律は、全霊で人を求め人を酔わす。
しかし、やがてギターとともに砕け散った、本当の自分の心をエメットが認めた時やはりそれは悲劇。
身勝手に生きたとは言え、哀しい結末ですね。
さて音楽についても少し。 エメットの音楽は聴いた事は無かったですけど このコメント書きながら今、ジャンゴラインハルトを聴いてます。
ジャズギターではグラントグリーンが一番スキですが、 ジャンゴも良いですね。 その内、エメットのもあったら買おうかな・・・
と思ったけど、コレ実話じゃないのぉ? ヤラれたなり・・・・
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