[コメント] はなればなれに(1964/仏)
Jazz、納豆。
ゴダールの映画って、音楽に喩えればジャズだな、ってこの作品を見て再認識。
即興的で、ヘタウマで、洒落てて、恰好良い。
お供は、タバコと酒かコーヒー。ワインもエスプレッソも合わない。安物コニャックか通好みのバーボン、Maker's Markがいいかな。
コイツについては、誰もがちょっとウンチクたれる。でも、コイツについて何か語るには、かなりの勇気がいる。病気とも言えるほど熱狂的ファンが手薬煉引いて待ってるからだ。
好き嫌いがハッキリ分かれて、初心者にはチョットとっかかりが難しい。最初の一口がおいしいと思えば、もうヤミツキ。
あっ、いつの間にか、納豆みたいに…。
でも、特にこの作品における皆さんの反応は、納豆のそれにソックリ。比較的とっつきやすいと思われる本作も、「卵入れようが、ネギ入れようが、牛乳入れようが、嫌いなものは嫌い」な方もいらっしゃれば、「おっ、結構イケる」「やっぱりウマいねえ〜」「いんや、こいつあ、邪道だ」という方まで。
うん、本作、喩えるなら「納豆に牛乳」かな。って、オイオイ。
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