[コメント] はなればなれに(1964/仏)
1分間の沈黙。(05・7・14)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
この映画を観てから早や4年。中古DVDで売っていたので買ってしまいました。(3,990円)こんなに面白くない映画だったかなぁ。公開時は三回も観たんですが。ゴダールの映画を見るとき「映画とは何だろう?」という事を考えさせられます。また絶えず「映画とは何だ?」と問いかけられているような気もします。
何故「劇場で面白かった」のに自宅では、あまり面白くないのか?それは「カフェの打ち合わせ」の場面での「話す事が無いなら1分間沈黙しよう」の突然の無音状態に秘密があります。「シーン」と静まり返った映画館で観てこそ「沈黙」が生きてくるのです。
こんなにデタラメで楽しい映画を一人で見ても面白い訳がありません。「ルーブル美術館を駆け抜ける」「マディソン・ダンス」「いい加減な英語教室」「シェルブールの雨傘」また劇場でやってくれないかなぁ。「1分間の沈黙」のシーンを共有したい。DVDで見たので−1★です。
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