[コメント] ショコラ(2000/米)
チョコレートの濃厚な香りが漂ってきそうな画づくりが何より魅力的。甘い誘惑の象徴として因習と変化を対峙させる構成もよいと思うし、ジョニー・デップら流浪者が作劇にアクセントをもたらす展開も悪くない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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が、総じて演出は凡庸でステレオタイプでイマイチ面白みには欠ける。
アルフレッド・モリーナ演じる市長がショーウィンドウのチョコレートを貪り食う画はとても面白いが、彼やキャリー・アン・モスが「変節」する契機は作劇のポイントであるのだから、もっとヴィヴィッドなドラマが欲しくなる。
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