[コメント] クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001/日)
自分は20代の人間なので、万博や当時の懐かしいモノには何の思い入れも無いはず、なんだけど......幸か不幸か、自分は「東宝特撮怪獣映画」を見て育った、「ウルトラマン」を見て育ったので、それらには大きな思い入れがギッシリ。この映画を見て思いだしたのは.......
・「大阪万博」「ヒーロー」「怪獣」
「ウルトラマン」第26/27話、「怪獣殿下(前編/後編)」。 古代怪獣ゴモラを大阪万博で「展示」しようとする教授。 科学特捜隊によるゴモラ空輸作戦。 ゴモラの尻尾攻撃でブッ飛ばされるウルトラマン、カラータイマーが点滅!! 自衛隊と科特隊の猛攻、ひるまないゴモラはついに大阪城を破壊! ゴモラとウルトラマンの再対決!スペシウム光線が炸裂!ついにゴモラ倒れる。 ラストのアラシ隊員のセリフ「ゴモラは剥製にして万国博に展示してやろう」。
・「夕焼け空」「ケンちゃんチャコちゃんのアパート」
「ウルトラセブン」第8話、「狙われた街」。 ダンとアンヌ隊員が怪しい男を追跡。男は下町の安アパートに入っていく。 アパートの前で待つアンヌ、夕日が眩しく、バックには野球中継が流れている... 安アパートの一室で、ちゃぶ台を挟んで議論するダンとメトロン星人。 夕陽に向かって飛び立つウルトラホーク一号! そして真っ赤な夕焼けの中で対峙するセブンとメトロン星人!!!!
あの頃、テレビでは「光戦隊マスクマン」や「仮面ライダーBLACK」等のちょっと新しめの特撮番組を放送してた。でもそれらの番組よりももっと夢中になってたのが20年ほど前に制作された「ウルトラマン」シリーズや「ゴジラ」だった。ウチの父親が大好きだったらしく、レンタルビデオを借りてきて見せてくれた。もう興奮しまくって一気に虜になった。「俺もウルトラマンになりたい!」「いつか科学特捜隊の隊員になるぞ!!(笑)」「世界のどこかには、きっとゴジラがいるんだ!!!(爆)」。幼かった頃に抱いたバカバカしくも純粋な夢。あの頃の夢、すっかり忘れちゃってる今の自分。
万博世代じゃない20代の自分にとって、大阪万博とは「怪獣殿下」であり、夕日町商店街は「狙われた街」なのです。「ウルトラマン」と言う作品を通して見たあの頃の風景。本当の万博世代の方々が感じる郷愁や感動とは程遠いけど、ウルトラマンになる事を夢見たあの頃を思いだし、涙涙涙しまくってる自分は邪道でしょうか......?
これからの未来を生きるために、夢は大切に、そしていつまでも無限でありたい。
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