[コメント] A.I.(2001/米)
「ターミネーター」ラヴ編。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「愛されたい」願望が蔓延し、癒しブームが世を覆う近未来。そこに奴は現れた。奴はスピルバーグの怨念によって生まれた愛のターミネーター。奴の目的は自分を捨てた母を捜しだし、その愛を勝ち取ること。それは奴自身の願望ではなく、課せられた使命なのだ。コードネーム(作戦名)は"Dead or Love"。奴はターゲットを、死ぬまで母と思い慕い、その愛を勝ち取るまで戦いつづけるようプログラムされた、悲しきLOVEマシーン。
いまこそ奴は立ち上がる。作戦開始を命じる7つのキーワードをインプットされ、今こそ奴は立ち上がる。ダダンダンダダンッ(←ターミネーターのテーマ曲流れる)。奴は死ぬまで諦めない。つうか死なない。母の愛を求めてどこまでも、地の果て水の底までも追いかけてくる。たとい2000年もの月日が流れようと、当の母親なんぞとっくに死んでいようと、彼はあきらめない。彼女の愛を勝ち取ったと認識するまでは、永遠に活動しつづけるようインプットされているのだから。奴は悲しきLOVEマシーン。奴こそホントのLOVEマシーン。これにはシュワルツネッガーもつんく♂も真っ青である。
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