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[コメント] 十二人の怒れる男(1957/米)

「人の生死の重み」を巡る・・・は、本作の建前だろう。窃盗だって状況が変わってはならないはずだ。個人が自分の意見を主張すること、間違った場合にはそれを認めることが大事なんだと思う。
スパルタのキツネ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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石頭の親父、いい演技しましたねー。一度言い放った意見を覆さないなんて、江戸っ子も顔負けじゃないですか! 江戸っ子はこんな偏見なんか持たないよ!って言う方もいるかもしれませんが、暑いのに「涼しいねー」なんていうのは一つの強情っぱりの表れですよね。 偏見とか、固定観念とか、頑固とかは、質はどうあれ、議論の場では似たようなものだと思うんです。 でも、打ち合わせとかで、黙って何も言わずに状況任せの人よりは、間違っていることをガンと主張する人のほうが僕は好きですね(頼むから黙っててくれ何てこともあったりしますが・・・)。

自分の意見を言う(勇気)、間違いを認める(勇気)、すなわち民主主義(における義務)、それが本作のテーマだと感じました。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)HW[*] シーチキン[*] ぽんしゅう[*]

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