[コメント] H.G.ウェルズのS.F.月世界探険(1964/英)
宇宙を舐めるから「月にかわってオシオキ」されるんだよ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
現代の作品はリアルを追求するあまり、ストーリーにもスクリーニングが必要で、ほんの少し考証を逸脱するだけで違和感が発生してしまう。ある意味、誤魔化しが効かない辛辣さがある。
本作は、普通の服での宇宙旅行。衝撃を緩和するためのハンモックのような座席。軌道計算の無さそうな行程。地球帰還は、海面への着水ゆえに水泳で陸地へ辿り着いたという。このアバウトさが、何ともほのぼのとしていて、デタラメだろうが何でも許してあげたい気にさせてくれる。
底抜け3人組は『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part2』みたいだし、着陸方法は『レッドプラネット』、月世界人の地下へのゲートは『2001年宇宙の旅』と、これ、結構後世の作品に影響を与えているぞ!
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (3 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。