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[コメント] 緋牡丹博徒 花札勝負(1969/日)

ヤクザ映画で日本人の素晴らしいところを見せられるとは思わなかった。僕も映画を観た後エレベーターで「何階ですか?」と簡単な「親切」をしたいなと思った。あと、この映画学校で授業で中学生とかに見せたほうがいいんじゃないか?勉強になると思うぞ
ギスジ

序盤、汽車に轢かれそうになった女の子を助ける何でもないシーンなんだけど、何故かグッと来てしまうのは何故だろう?母親の悲痛の演技がそうさせるのかな。お竜の自己紹介?の挨拶のシーンも「最初何やってるんだろう」と思った。ヤクザみたいな連中がこんな律儀に自己紹介の挨拶とか出来るんだなと感心した。高倉健が親方に決闘申し込むシーンなんかも、わざわざ律儀に挨拶して人刺すんだなーと思ってしまった(ホントにやるのか?)。

話は大味で「凄い面白い!」映画ではなかったけど、これが「任侠映画」なんでしょうね。今の映画には無い何かがあるなーとも思いました。窓際に労働者が汗流して働いている姿と見えるシーンとか、橋の下で列車は見えないけど「ガタンゴトン・・」と音で演出するシーンなんかも工夫が入ってるんだなと思った。傘の貸し借りのシーンもいいですね。ああいう出逢い理想です。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)ゑぎ[*] ぽんしゅう[*]

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