そこであがく主人公とそこから這い上がっててっぺんから下を見下ろす星野。どちらもその孤独は一緒。

この映画はきっと人によって評価がわかれるんじゃないかな。どれだけ多感な少年、少女時代を過ごしたかがその分かれ目だと思う。私としてはそこまで感情移入はできなかった。どちらがわにもね。

こうした「カリスマアーティスト」の出てくる映画は、その役をするひとがほんとに「本物」じゃないとかなり苦しい。その点も評価がわかれる所かもしれない。 あ、ちなみに私、ドビュッシーにもUAにも島唄にもエーテルを感じませんので。

追記。

しかし、意外とあとひくものがあるので、１点追加です。