[コメント] 光の旅人 KーPAX(2001/米=独)
前半はなかなか面白くて、後半はあんまり面白くない。(曖昧)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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長い。無駄に長いとも言えると思う。
まず、最初がおかしい。あれで連行は実におかしい。
前半は不思議なプロートの魅力が溢れててまあ面白かったんだけど、後半になるにつれてなんだかふわふわ浮いてた物語が地上にドンと落ちてきちゃったような感じになった。前半が「夢」で、後半が「現」か。
「あープロートはK−PAX星人だったんだよ、7月27日にいなくなっちゃったよー。地球のこの「絆」ってモンはいいなあー」っていう話ならいいのに、妙に「泣ける話だろ」と言われてるみたいな後半の話の流れがとても鼻についた。あの「再現シーン」はやりすぎだと思う。
ジェフ・ブリッジスはなかなか好きな俳優だけど、この作品はいただけない。なんか少しキモチワルイ感じだった。演技がクサイし。
3点でもいいけど、後半が妙に腹が立ったから2点で。この「妙に」とか「曖昧」な感じ、とかが僕のこの映画の感想であります。
7色の反射光(これが「光の旅人」の暗喩だろう。寝ているジェフ・ブリッジスを七色の光が照らして起こす)をよく使った映像や、彩度の高い映像は美しいし、いい雰囲気の映画だった。久々にハリウッドな雰囲気を味わえてよかった。でも思想の無いクローズ・アップの多用はぼかぁほんとに嫌いだ。
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