最後はホアキンの空振り三振後のくるっと回ってラッキーショットを期待してしまった(三振王という伏線もあったし･･･)。にしても、脚本のチープ感は否めない。オカルト？ホラー？コメディ？ファミリー？ＳＦ？　何なのこれ？

落ちを考えると円谷プロのジャミラの方がストーリーもわかり易いし泣ける。だってジャミラ、元は人間なんですよ！　どうせなら、あの宇宙人も未来の人間とか、未来の地球の征服者とかのほうがよかったかな？

あと、シャマラン監督自身が出演したい気持ちがみえみえ。シックス・センス、アンブレイカブルと、段々と自分の役の意味づけを重くしているようで、その無遠慮さが本作では鬱陶しかった。そのうち自ら主演する「サイン」だったりして･･･。