[コメント] ターミネーター3(2003/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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前2作を見ていた人にとって、なんて衝撃的な結末の作品だろう。
前半は、「おおシュワちゃん肉体保ってるなぁ」とか、 「グラサンにやたらと拘るターミネーターとか遊びで笑わして貰って楽しいなぁ」とか、 「アクションも全然ド迫力なカーチェイスだ」 とか楽しんで見れる。
しかし、システムを弄られ、自分の意志(CPU)とは反して自分の存在意義とも言えるミッションを潰そうとするシュワちゃんにそのロボットの人間とも共通しようかと言う矛盾を見れるし、 一時稼動が止まるその姿の後ろで、自分の存在意義が空に飛び立っていくシーンなどはかなりグッとくるモノがある。
そうして、ラスト。 ケイトはその場所がもうスカイネットの中枢で無い事をいち早く知る。
ジョンは少し気付くのが遅れる。 それは今まで、自分もしくは母親の見たかった未来見る為に戦ってきた事を否定されたくなかったからだ。
そして最後、手を握り合う二人の姿にそこから先に進むであろう戦いの決意が見れるではないか。 自分達の未来が抵抗軍として勝ちを得るだろう事を知りつつも、 その未来を手に入れる為には堅い決意と希望を持たなければと言う戦う決意が。
前作のある程度のハッピーエンドからかなり経ってから見せられる、このラストはかなり想像以上に衝撃的でした。
この後の展開もまだまだ見たいとかも思ってますが、 まぁ正直、ココで終わるのが面白い所なんだろうなぁ。
だって、猿の○星だって続きやって面白くなかったものね。
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