[コメント] ロード・トゥ・パーディション(2002/米)
そこにある事実だけを、ただただ淡々と追い続けた映画。その中にある言葉は「彼は僕の父だった」
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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大した説明もなく、ただ目の前にある事実だけが流れていく。それだけなのだが、静かな映像と役者達の素晴らしい演技が合わさり、ラストまでに蓄積される思いはなかなかに深い。
最後の、子供の手を汚させまいと息も絶え絶えに殺し屋を撃ち抜く父の姿は、展開的にはベタかもしれないが、異常に泣けてしまう。私なんかはもうそのシーンでボロボロだった。
全体的には物足りなさが残る感もあるが、心のどこかしらで感じるものが何とも言えず涙に変わってくる。ああ、ニューマンは年を取ったがレッドフォードに比べると、数倍味のあるおじいちゃんになったなぁ…。トム・ハンクスの演技も相変わらず素晴らしいし、ジュードも頭まで剃って…。アカデミー賞に若干及ばない気がするが、久しぶりに劇場で泣かせてもらったから高得点を
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