[コメント] 至福のとき(2001/中国)
ドストエフスキーの「貧しき人々」を思わせる、おじさんと少女のほんのひと時を描いた作品。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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テープの少女は「目は治らないかもしれない。しかし、この想い出を支えに頑張りたい」と語っていたが、未来の光（目が治ること）を諦めつつある少女にとって、この「至福のとき」の想い出は、苦境にあっては悲しみを助長させることにもなるだろう。想い出は慰めであって、希望ではないのだから･･･
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