[コメント] 座頭市(2003/日)
振りぬかれた刃の切っ先に赤い雫が舞い踊る。スタイリッシュな血しぶきに北野の破滅願望が冴える。ガダルカナル・タカをはじめ、照れ隠し的味付けも嫌味なく、脚本の単調さを補って緩急の効いた娯楽作に仕上がった。鈴木慶一の音楽の貢献度も大きい。
(ぽんしゅう)
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