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[コメント] 死ぬまでにしたい10のこと(2003/カナダ=スペイン)

ご都合主義もここまでくると笑ってしまう。 映像にも観るべき所見あたらず。 夫婦の絆って?
トシ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







自分の死期を知った、まだ若い母親がとる行動として無理がないお話なのかも知れない。

髪型を変えたり、今まで音信不通だった父親に会いに行く事だって。

幼い二人の娘に毎年のメッセージを録音する下りも感動的ではある。 しかし、夫以外の相手とセックスするなんてメモを取る必要がどこに有るのだろう。(あくまで映像的に処理したかったのかも知れないけれど)

「死ぬまでにするべき」行動を頭の中でモノローグで処理するのなら、まだ許せるけれど、後に残るメモとして書かれる必然性になどありはしない(後で燃やすとかいう描写なり暗示を挿入すべきだったろう)。 貧しいけれど愛に満ちた家庭のどこら辺に不満があったのかも、キチンと表現すべきだった。 隣に引っ越してきた、アン(個人的には好み)の存在を具体的にもってきたのは不要な描写。 過食症の友人や、整形を望む母親も断片的に描いているだけで、ドラマの有機的な一部分たりえていない。「思わせぶり」な印象と腹立たしさのみ残る。

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (4 人)リア[*] まご[*] スパルタのキツネ[*] 映画っていいね[*]

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