[コメント] 戦場にかける橋(1957/英=米)
本来なら橋建築の過程にこそ尺を注ぎ序盤で振った日英の精神風土の対立が融和する様をこそ見せるべきが、ホールデンパートが余剰で緩い。が、しかし、多重な思いが錯綜し混沌の詠嘆を紡ぐ世界遺産なラストシークェンス。そこには無駄が利いているのだ。
(けにろん)
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