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[コメント] 犬神家の一族(2006/日)

もう1回'76年版を観直したら評価が逆転化するのかも知れないけれど…。☆3.0点。
死ぬまでシネマ

紋付き袴に白マスクの気色悪い映画と、池からチョキッの衝撃悪趣味映画。両方ともキモい映画だったな、と思ったら実は同じ映画だった。→ エログロに辟易していたぼくにとっての『犬神家』とは、悪趣味以外の何者でもなかった。…1976年版ね。

その後色々なひとの金田一が現れたが、柔和で物腰穏やかな人柄・理知的で博識なところなど、役柄と半ば一体化した石坂浩二以外の金田一は最早考えられなくなって行ったし、加藤 武のケホッ・よし判った!なしの「金田一」も考えられなくなっていた。

そしてパンフレットにあった森 遊机氏の「これは、舞台で言えば再演、もしくは30周年記念の、いわば「特別興業」なのではないか? … フィルムでそれをやってはいけないという決まりはない。」という言葉が腑に落ちてしまい、イントロの特大明朝体に「おおっ」と声を漏らしてしまった以上、最低☆3点は献上しない訳には行かないのであった。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)プロキオン14[*]

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