[コメント] ブラザー・サン シスター・ムーン(1972/伊)
あまたの宗教スペクタクル映画が常に胡散臭さを放つのにくらべ、この作品の宗教的理想主義が地に足のついた説得力を持ち得ているのは、その無垢な思想行動を阻む現実的困難さをも誤魔化すことなく描き、真摯に人間の罪深さと向き合っているからだ。
(ぽんしゅう)
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