[コメント] 風と共に散る(1956/米)
冒頭からずっと設計され尽くした構図、鏡や銃やクルマなどの小道具。作り物めいたセットで描かれるこの世界に、喜んでひきづり込まれる幸福。そして、何しろドロシー・マローンだ。
川の辺りのオフ音声のみの回想シーン、父親の死の場面でカットバックされる赤いドレス、裁判所での心変わりの目、肖像画の父そっくりのラスト。驚いた。男二人の存在感のなさ、全く似合わないローレン・バコール を軽々と凌駕する。
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