[コメント] 夏の嵐(1954/伊)
ネオリアリスモと貴族的な退廃を、見事にひとつのフイルムにしっちゃったなー、と、終わってからもしばしボーゼンでした。幻想的な夜のベニスの街での甘い毒、壮大な城で明らかになる野卑な魂、うらぶれた部屋で徹底的に傷つけられ罰せられる傲慢。場所と人と状況のドラマがすざまじく面白い。
(エピキュリアン)
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