[コメント] 裏窓(1954/米)
そう、古典といっていい作品は、映画ファンを自称するなら見るべきなのでしょう。
でも、僕の場合はほとんど見てない作品が多いな、と改めて気がつきました。みなさんはそこのところ、やはりきちんと抑えている方が多いのでしょうか。
ミステリ小説が好きな自分としては(って最近ほとんど読めなくなってしまったけれど)、やはりある程度の量を読むと、一時期古典といわれる名作も読みたくなります。というか、きちんと抑えたくなります。 たとえば、ミステリファンならアガサ・クリスティの『アクロイド殺し』といった作品は必見なわけでして、極端な話、読んでないとそんなのもぐりだ、といった風潮があるわけです。(読む前に既に犯人を誰かから言われてしまい、知っているということも多々あるでしょうが。)
それと同じように、映画好きな人なら、誰もがほとんど見ている(べき)という作品があるのでしょう。何せ僕は恥ずかしいことに、いまだに大女優オードリー・ヘプバーンさえスクリーンで見たことないですし、『ローマの休日』さえ見たことがないのです…。また一度見てみます…。
作品と関係ない話になってしまいました。
本作『裏窓』も、まさに古典的名作となるのでしょう。 個人的には、タイトルだけは、よく知っているというものの、それ以外は、初物尽くしの作品となりました。
小説などで『裏窓』の趣向を取り入れた作品はいくつか読みましたが、肝心の本家本元『裏窓』は、アルフレッド・ヒッチコックともども、これが初体験です。
また、この年代の作品も、まだ数えるほどしか見たことがないから、新鮮です。 ジェームズ・スチュアートもグレース・ケリー(美しいですな…)も初めて。
内容は、思ってたよりも、ずっとストレートでした。 ヒッチコック作品の個人的なイメージとしては、もっと複雑な展開をするのかと思っていました。しかし、そうではなく、意外に的をしっかりと絞った作品なんですね。二転三転を期待してたのもあるんですが。
ま、ともかく、これを機会にヒッチコックの作品見ていきたいなと思います。
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