[コメント] マレーナ(2000/米=伊)
より一層、この監督を好きになれなくなりました
『ニュー・シネマパラダイス』⇒『海の上のピアニスト』⇒『マレーナ』の順でこの監督の映画を観たが、もはや無理矢理感動しようにも不可能な領域に達した。多くの人から巨匠といわれるジュゼッペ・トルトレーナは、映画を人間を描くおもちゃにしていると感じた。あらゆる妄想を具現化する最高のおもちゃとして映画を扱っているとしか思えない展開ばかりであった。
私はマレーナ役であるモニカ・ベルッチを華麗で品のある素晴らしい女性と思っているので、この様な映画になってしまったことが非常に残念であった。
私も幼い頃にこの少年と同じ気持ちを抱いたことがあるので、あの永久の妄想を踏みにじられた想いだ。
ラストからエンドロールへ流れる素晴らしい音楽が気の毒だった
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